ツーリング交流所

サイドバッグの選び方

サイドバッグを容量で選ぶなら

サイドバッグにふだん何を入れるかによって、選ぶべき容量は変わります。
通勤や通学、ツーリングに出てもせいぜい近場という方は10Lサイズがおすすめです。
日常の荷物とメンテナンス用の工具を入れるぐらいなら、このサイズで十分でしょう。
コンパクトでバイクにつけても重くなりすぎず、バランスを崩しにくいので初心者にもおすすめです。

身の回りの携行品とメンテナンス用工具だけでなく、もっといろいろ持ち運ぶ可能性がある場合は20Lサイズを選んでおくと無難でしょう。
バイクカバーやレインウェアの収納もできますし、このサイズになるとラインナップも豊富になるため色や素材などで好みのものが見つかりやすくなります。

旅行や泊りがけのツーリングによく出かける方なら、40Lサイズがおすすめです。
これだけの大容量だと、キャンプ用品などもしっかり収納できます。

ただしそのぶん荷物が重くなるため、バイクのバランスが取りにくくなることに注意しなければなりません。
バランスを取りやすいのは左右対称のものですが、バッグによってはマフラーの邪魔にならないように左右非対称に設計されているものもあります。
お持ちのマシンに応じて適切なものを選びましょう。

サイドバッグを素材で選ぶなら

サイドバッグの素材としては、レザー製かポリカーボネート製のものを選ぶと間違いないでしょう。
レザー製のバッグには、本革のものと合成皮革の一種であるPUレザー製のものがあります。
本革の方が耐久性が高く、使い込むほどに風合いが変化して愛着が湧くのがメリットです。

PUレザー製は本革より耐久性は低いですが、水に強いのが特徴です。
少々の雨なら中の荷物を濡らす心配がありません。
本皮と比べてお手入れが簡単なのもメリットです。

ポリカーボネートとは熱可塑性樹脂の一種で、熱や衝撃への耐久性が非常に高いのが特徴です。
炎天下でも熱によって変形する心配が少なく、衝撃に対してもガラスの200倍もの耐久性があるとされています。

サイドバッグを用途や機能で選ぶなら

長距離のツーリングやキャンプに使用するのにおすすめなのが、シェルケースタイプのサイドバックです。
容量が大きくて耐衝撃性が高いという特徴があります。
ただしシェルケースタイプのサイドバッグは、バイクに取り付けると車幅が大きくなってしまうことに注意しなければなりません。

二人乗りの機会が多い方には、それ専用に作られたタンデムタイプのサイドバックがおすすめです。
取り付けた時にリアシートの邪魔にならないように設計されています。

またバイクに取り付けるだけでなく、ふだんも持ち歩いて使いたいのであれば2way機能の付いたバッグがよいでしょう。
持ち歩いて使用することを前提に設計されているため、ふだん使いにもぴったりのデザインのものが多くファッション性にこだわりたい方におすすめです。

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テーマの著者 Anders Norén