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これだけは注意したいツーリング中のトラブル

転倒に注意

初心者で特に多いのが、サイドスタンドをしっかりかけずにバイクを転倒させてしまうことです。
自分ではかけたつもりでも、サイドスタンドのかけ方が中途半端で、バイクを停めてしばらく経つとバタンと倒れてしまうことがあります。
サイドスタンドは必ずしっかりかけることを意識しましょう。

また、坂道など傾斜のある場所にバイクを止める時はギアを1速にしてから止めることを心がけてください。
バイクを下りの方向に動かしてみて、ギアが引っかかることを確認しておくと危険がないでしょう。

あと注意したいのが、地面によってはスタンドがめり込んでしまうことです。
砂利や土など柔らかい地面の上で停車しないのはもちろん、アスファルトでも場所によっては注意が必要です。
たとえば北海道など寒暖差が大きい地方では、それに対応するためにアスファルトが柔らかくなっています。
北海道にツーリングに行く際は注意してください。

車間距離に注意

車と比べてバイクの場合、車間距離が小さくなりがちです。
バイクのライダーにとっては特に気にならなくても、バイクに接近された車の側からすると煽られているかのような恐怖を感じることもあります。
信号や渋滞の時など、前方の車との車間距離に注意してください。

また、高速道路では車を追い抜く際の車間距離に注意する必要があります。
皆さんは高速道路で遅い車を追い抜く時どうしますか?
右側の追い越し車線に移って車を追い抜き、追い抜いたら左側の元の車線に戻るでしょう。
ただ、その戻るタイミングが早すぎるライダーが多いです。

追い抜かれた車にとっては、急に目の前にバイクが現れたと感じることもあります。
そのせいで慌てて急ブレーキを踏んだりするようなことになると、高速道路の場合、大事故にもなりかねません。
車を追い抜く時はバックミラーで車をしっかり確認し、ウインカーも長めに出して後方に注意を促してから元の車線に戻るようにしましょう。

エンジンやマフラーでのやけどに注意

バイクに乗る人であれば、走行中のエンジンやマフラーが高温になることは知っています。
しかし、バイクに乗らない人は知らないことも多いです。
二人乗りの際は同乗者に注意してあげましょう。
また停車したばかりの時もまだ火傷するほど高温ですので、子どもや犬などがうっかり触れないように注意してください。

ベテランライダーでも、コンビニのレジ袋やバイクカバーなどをうっかりエンジンやマフラーに触れさせて溶かしてしまうことがあります。
レジ袋を手首に引っかけたままハンドルを握らないように気をつけましょう。

忘れ物に注意

ふだんは忘れ物をすることがなくても、ツーリングに出た時など荷物が増える時は注意が必要です。
サングラスやグローブなど小物は特に忘れやすいです。
荷物が増えるツーリングでは、出発前に小物類までしっかり確認するようにしましょう。

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テーマの著者 Anders Norén