ツーリング交流所

ツーリングの準備について

■ツーリングの準備の基本

今回は、ツーリングに出発する準備の基本的な説明をします。
特に、長距離のツーリングでのマシントラブルは致命的なものになるので、自分でできる範囲は、しっかりと準備をしていくようにしましょう。

■バイクのタイヤの準備

まず、バイクのタイヤのチェックをします。タイヤに大きな傷や亀裂はないか、空気圧は適正かというところをみていきましょう。
もし、大きな傷や亀裂があれば、発見した日にすぐにバイクショップに持っていき、見てもらいましょう。
異常がある状態で長い距離を走ると、タイヤがバースト(パンク)をして、自走不可になってしまうので、特に注意が必要です。

空気圧については、適正値でなければ、加速や燃費が悪くなってしまい、本来の走りが出来なくなってしまいます。
さらに、空気が少なすぎると、こちらも最悪バーストに繋がってしまう可能性があるので気をつけましょう。

これらについて、自身で分からない場合は、近くのガソリンスタンド、もしくは、バイク専門ショップに持って行くとチェックしてもらえます。
大抵のお店では、空気圧は無料で点検してもらえます。
タイヤの異常は大事故に発展するケースも少なくないので、早めの対処をおすすめします。

■バイクのエンジンについて

バイクのエンジンについては、専門知識と技術がないと、メンテナンスは難しいです。
しかし、エンジンをかけて空ぶかしをしてみて異音が混ざる、静止状態でのアイドリングが極端に不規則、アクセルの吹け上がりがいつもよりもかなり悪い、などといった状態はエンジンに異常がある証拠です。
ツーリング中に走れなくなる前に、バイクショップでみてもらうとよいでしょう。

また、日常的にできる基本のメンテナスとして、エンジンオイルの交換があげられます。
適性時期は、乗る回数によって多少変わりますが、こまめに交換しといても、損はありません。
一般的な目安としては、3ヶ月に一回、または約3000キロごとに一回が良いとされています。
オイルの劣化はエンジンの不調を招くので、定期的な交換をおすすめします。

■その他のチェックする点

目的地があるツーリングの場合は、その目的地までの道のりをチェックしておくと良いでしょう。
途中での観光スポットや、休憩する場所を調べておくと、さらにツーリングが快適で楽しいものになります。

運転中に道に迷うと、不安になりますし、知らない土地での迷いながらの走行は、危険運転にもつながります。
完璧に覚える必要はありませんが、だいたいどの地域、道路を通るかくらいの目安はつけ、頭に入れておいたほうが良いでしょう。
合わせて、地図などの情報媒体を備えておくと、いざという場合に役に立ちます。

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テーマの著者 Anders Norén