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四季折々の絶景が楽しめる蔵王エコーライン

蔵王エコーラインの特徴

蔵王エコーラインは全長約17kmの山岳観光道路で、蔵王山(標高1,841メートル)を眺めながら走ることができます。
宮城県蔵王町と山形県上山市を結んでいる国道457号が正式名称で、「蔵王エコーライン」は愛称です。
昭和37年11月に開通した、国内でも歴史のある観光道路で、春から秋にかけて多くの観光客で賑わいます。
料金は無料、アクセスは東北自動車道「村田IC」または「白石IC」から蔵王エコーライン宮城県側入口「大鳥居」までが約25分の道のりです。

積雪地域のため、冬季は通行止めとなっています。
通行止めになる期間は毎年11月初旬から4月上旬となっており、年によって日程が異なりますので、「蔵王町観光物産協会」のホームページなどで詳細を確認してからスケジュールを立てることが大切です。
また、4月下旬~5月ゴールデンウォーク明けまでの春と10月中旬~11月初旬までも、毎日17:00〜翌朝8:00は夜間通行止めになっていますので気をつけましょう。
交通情報に関してはエコーライン入口にある電光掲示板や午前7時台のテレビ・ラジオの道路交通情報などでチェックすることもできます。

蔵王エコーラインの見どころ

蔵王エコーラインは4月上旬でも雪が降り積もっていることが多く、有名な「雪の壁」を見ながらツーリングすることができます。
年によっては5月中旬でも除雪車によって作られた雪の壁が鑑賞できますので、雪が積もらない地域に住んでいる人は必見です。
また、標高差が大きい道路なので、紅葉を長期間楽しめるのも蔵王エコーラインの魅力のひとつです。

蔵王エコーラインの見所のハイライトは何と言っても御釜ですが、かなり風が強い日が多いので、防寒具は必ず用意していきましょう。
天候が変わりやすいのもこのエリアの特徴ですので、雨が降ってくることも予想して装備を整える必要があります。
蔵王不動尊や蔵王寺なども見ごたえがあるので、時間的な余裕を持ってツーリングスケジュールを立てるといいでしょう。
駒草平展望台からは素晴らしい眺望を満喫することができます。

蔵王エコーライン周辺のおすすめグルメスポット

蔵王山頂にはレストハウスがあり、お蕎麦などで体を温めることができます。
14:30にはクローズしてしまうので早めに行くようにしたいものです。

標高1,100mの地点にある「みやぎ蔵王くもわくテラス」も眺めが素晴らしいレストランで、カレーやお蕎麦などのメニューが揃っています。
蔵王連峰の山々はもちろん、仙台平野と太平洋まで見渡せる絶好のロケーションで、テラスでいただく青い空と白い雲をイメージしたくもわくテラス特製ドリンク・くもわくソーダの味は格別です。
ホットサンド肉まんなども食べごたえがあります。

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テーマの著者 Anders Norén