ツーリング交流所

ツーリングチーム「WIMA 日本支部」の紹介

22カ国で活動

WIMAはウィマと読み、Women’s International Motorcycle Associationの略称で日本語訳すると、国際女性ライダー連盟になります。
その歴史は古く、1950年にアメリカで生まれ、現在では世界22カ国で活動をしています。

国際WIMAの活動理念は女性ライダーの親善、交流、進歩で、国内での活動理念としては、「個々の会員は組織理念に基づき、自立向上を目指す」「女性ライダーの友好・交流・相互協力を推進する」「女性ライダーの意識向上を推進する」「交通安全を推進する。組織理念を広める」とされていますが、「会員自身が二輪車を楽しみながら」という前提がありますので、歴史の古さや組織の大きさに臆することはありません。
また国際的な組織であることから、政治や宗教的な事柄が心配されますが、そのようなことは一切なく、国際的なガールスカウトのバイク版と思っていれば大丈夫です。

WIMAの特徴として国際ミーティングが挙げられます。
親善や交流を目的としていますので当然のことですが、国際的にはこれ以外に決められたものは国際理念しかなく、活動は各支部に任されています。
またこの国際ミーティングは強制参加ではなく自由参加で、会員同士の交流活動の一つに過ぎません。

参加資格と活動内容

WIMAはバイクを愛する女性であれば、誰でも参加することができ、WIMAのHPから申し込み、年会費(1~12月)2500円を支払えば会員になることができます。
ショップのツーリングクラブと違い、イベントがメインではなく、女性ライダー同士の交流がメインですので、どのように参加するかは個人の自由であり、他のクラブとの掛け持ちも自由です。

またバイクに対するこだわりも自由ですし、なにより参加者は10代から海外では70代と年齢の幅も広く、当然職業も様々な人が在籍しています。
そのため所持しているバイクも原付から大型まで幅が広く、どのようなバイクであっても参加可能です。

参加資格はバイクを愛する女性であればよいので、現時点で免許を持っていなくとも会員にはなれます。
年2回の国内ミーティングは現地集合・現地解散を守れば、どのような形での参加も可能ですし、各地域で開催されているミーティングでも、バイクの乗らなくても参加できるイベントは開催されています。

日本支部の活動としては、春と秋の国内ミーティングは、国際ミーティングと同じ方式で行い、Love the Earth ミーティングでは清掃活動を行っています。
また会員が誘い合いサーキット走行会、ライディングレッスンや救急法などの講習会に参加をします。
男性でもこの手のイベントには敷居が高く感じるので、誘い合う仲間がいるというのは非常に心強い活動です。
WIMAは通常のツーリングクラブとは違い、女性限定で自由度が高く、同性のバイク仲間が少ない女性にとっては頼りになる組織なのです。

次へ 投稿

前へ 投稿

© 2024 ツーリング交流所

テーマの著者 Anders Norén