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自然の色が濃い奄美大島のツーリングコース

奄美大島の特徴

奄美大島は、鹿児島県に所属するとはいえ、地理的には鹿児島と沖縄のちょうど中間地点にある鹿児島県奄美群島の島の中のひとつです。
島と言っても沖縄本島の約80%の面積を有しており、離島の中では佐渡島に次いで日本で二番目に大きい島として知られています。
豊かな森林やサンゴ礁に恵まれており、絶滅の危機に瀕している固有種が棲むことでも知られていて、アウトドアライフを楽しむライダーにとっては一度は行ってみたい憧れの地でもあります。
島独特の文化や食事も奄美大島の魅力のひとつで、景色と観光、食事のすべてを満喫することができます。

アクセスするのがやや困難なため、ツーリングの目的地としてはややマイナーな感のある奄美大島ですが、一度行けばやみつきになること間違いなしです。
奄美大島のツーリングルートは、名瀬市の北部と南部の2つに大きく分けることができます。
島を一周すると約250kmですので、可能であれば2〜3日かけてツーリングプランを練るのがおすすめです。

奄美大島のおすすめツーリングルート

北部方面のツーリングコースは、名瀬市から81号線を走って大熊坂を上り、秋名集落を経由して龍郷方面へ抜けるコースが人気です。
全長100〜120kmのコースで、途中では西郷隆盛が住んでいた住居跡なども鑑賞することができます。

奄美大島の最北端にある「あやまる岬」は美しい光景が印象的な場所で、展望台の他に海水プールやパターゴルフ場なども完備されていますので、ぜひ時間的な余裕を持って訪れることをおすすめします。
あやまる岬は、奄美大島からならバイクで10分ほどの場所にあります。
あやまる岬公園の中にはカフェもありますので、ここで軽食を取るのも楽しいものです。

南部のツーリングコースは坂が多いため、バイクの腕試しをしたい人にはおすすめです。
宮古崎を通過するポイントなどは特に絶景が楽しめるので、できるだけ天候の良い時期に訪れたいものです。
国道58号線は長いトンネルがいくつもあるので、景色を楽しむためには別のルートを選択するのが正解です。

グルメライダーも楽しめる奄美大島

奄美大島はグルメライダーも楽しめるので、何人かのグループでツーリングに出かけるのも楽しいものです。
鶏飯や黒糖焼酎、タンカン、あかりんとんなどといった奄美大島ならではのおいしい料理を満喫することができます。
奄美大島の郷土料理は「シマジューリ」と呼ばれていますが、いずれも新鮮な魚介類と美味しい豚肉が使用されているのが特徴です。

「ウワンホネ」と呼ばれる豚骨と野菜の煮物や、「油ソーメン」などはぜひ食べてみたい逸品です。
また、パッションフルーツなどの南国のフルーツの味わいも見逃せません。

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テーマの著者 Anders Norén