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山岳ワインディングを楽しめる金精道路

金精道路へのアクセス

バイクに乗るのに慣れてきてツーリングが楽しくなり始めると、必ず行ってみたくなるのが山岳部のワインディングロードです。
日本は地形的に山岳部が多く、起伏に富んだ観光道路やワインディングロードが数多くあります。
その中でも、特に人気が高いのが栃木県日光市と群馬県を結ぶ金精(こんせい)道路です。

日光といえば、華厳の滝や中禅寺湖、戦場ヶ原など言わずとしれた観光名所が多いエリアとして有名です。
週末を利用して名所旧跡周りをしたいと考えているのなら、金精道路は絶対におすすめのツーリングルートです。
金精道路というのは俗称で、実際の名称は国道120号、標高2024mの金精峠の直下を金精トンネルが通っているのが大きな特徴です。

金精道路はもともとは昭和40年10月7日に開通した有料道路で、平成7年10月7日から無料開放されています。
金精道路にアクセスするには、日光宇都宮道路清滝I.C.から国道120号を経由して、沼田方面へ約1時間10分走るコースがおすすめです。
例年12月下旬から4月下旬にかけては閉鎖されていますので、ツーリングに出かける前に現地の状況を必ず確認しましょう。

金精道路周辺の見どころ

日光側からアクセスする場合には、いろは坂を通って美しい景色を楽しみながら、中禅寺湖展望台に行くのがおすすめです。
ここの展望台から20分の登り道を歩いて登っていくと、絶景が堪能できる半月山展望台まで行くことができますので、歩くのが好きなライダーは必ずトレッキングシューズを持参しましょう。
そのまま道を走っていくと、菖蒲ヶ浜や竜頭の滝、戦場ヶ原などの見どころが次々と現れ、変化に富んだ光景が満喫できます。
金精峠の辺りまで来ると火山地形の山岳道路に変わり、これまでとはまったく違った趣が楽しめます。

紅葉の季節が最も美しい金精道路ですが、シーズン中は非常に混み合うので、時間的な余裕を持って出かけることをおすすめします。
金精峠には子宝・子孫繁栄に霊験があると言われる金精神社もありますので、立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
ただし、かなり険しい山道を登らなければならないので、相応の装備が必要です。

金精道路周辺のおすすめグルメスポット

金精道路周辺で一休みしたいときにおすすめなのが、丸沼高原にある「天空カフェ」です。
おいしいスイーツがそろっていて人気の天空カフェは、ロープウェイ山頂駅に位置していて、360℃のパノラマを楽しむことができます。

また、奥日光にある日光国立公園内の光徳牧場では搾りたての牛乳やソフトクリームも味わうことができます。
ログハウス風のレストラン内ではステーキやビーフカレー、牧場ランチなども注文できます。

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テーマの著者 Anders Norén