西吾妻スカイバレーとツーリングルート
西吾妻スカイバレーは、名湯として名高い山形県米沢市の白布温泉と福島県裏磐梯にある桧原湖を結ぶ、全長約18kmのコースです。
以前は有料道路でしたが、今は無料で開放されて県道2号になっています。
西吾妻スカイバレーの道は見事な景色が続いているのが特徴で、紅葉のシーズンには東北でも屈指の美しさを誇るツーリングスポットになります。
壮大な紅葉と一緒に神秘的な雲海を楽しむこともできま、感動的な景色が広がり爽快なライディングができるでしょう。
ただ、山岳道路なので急カーブが連続しています。
とくに福島県と山形県県境の白布峠の南側では、「東鉢山七曲り」と呼ばれる芸術的なヘアピンカーブが続きます。
バイクを走らせるときは安全運転を心がけながら、空と谷がつくりあげる雄大で美しい風景を楽しんでください。
西吾妻スカイバレーの寄り道スポット
道の途中には「東鉢山七曲り」の碑がある展望台があり、駐車可能なスペースもあって、そこも絶景スポットになっています。
駐車スペースの標高は、1,200mを超えており、とても高い場所なので展望が抜群です。
風が気持ちいい展望スポットからは桧原湖を見下ろすことができて、天気がいい日は磐梯山も見えます。
広い駐車スペースは無料ですし、駐車場からでも美しい絶景を眺めることができますから、ぜひ休憩スポットとして活用してください。
白布温泉には日帰り入浴もあります。
熱めの湯が好きな方におすすめで、神経痛、関節痛や冷え性、疲労回復効果など、さまざまな効能があります。
白布大滝はお散歩気分で楽しめる迫力のある滝で、白布温泉の近くにあります。
西吾妻スカイバレーにはいろんな滝があり、滝展望台からは双竜峡といわれる赤滝・黒滝の幻想的な滝と渓谷美を楽しむことができます。
白布峠園地は西吾妻スカイバレーで唯一トイレ休憩ができる場所ですが、このあたりは動物との遭遇率が高くなっています。
サルの群れや、カモシカや、熊など、獣出没には注意しながらツーリングしましょう。
そんな西吾妻スカイバレーの終着点である桧原湖は、大昔からあった湖ではありません。
明治時代に磐梯山が噴火し、岩なだれで川がせき止められたことによってできた湖で、桧原湖ができる前は桧原宿という宿場町がありました。
桧原宿は磐梯山の噴火のあと湖の底に沈んでしまった歴史を持っています。
「会津米澤街道 桧原歴史館」では湖底に沈んだ桧原宿がジオラマで再現されていますので、西吾妻スカイバレーの雄大な景色を楽しんだあとは、桧原湖を眺めながら歴史に思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。
なお、西吾妻スカイバレーは、11月上旬から4月中旬まで冬季通行止めになります。
路面凍結のおそれがあるときは、開通期間中でも夜間通行止めになる可能性がありますので、事前に確認してからツーリングに向かいましょう。