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日本三景の一つ天橋立

日本三景の一つ天橋立

天橋立は、京都府宮津市の宮津湾と阿蘇海を隔てる湾口砂州です。
京都や大阪の市内からバイクで行く場合は、名神高速道路で大山崎に行って、京都縦貫自動車道から宮津・天橋立へ行くルートになります。

国内外から多くの観光客が訪れる天橋立は、小倉百人一首にも登場します。
「大江山いく野の道の遠ければ まだふみもみず天の橋立」は、平安時代の女流歌人、小式部内侍の和歌です。

江戸時代に物見遊山の旅が流行すると、天橋立はさらに有名になりました。
林春斎が、『日本国事跡考』で天橋立を松島と宮島とともに「三処奇観たり」と記述したことがきっかけで「日本三景」がうまれ、日本を代表する絶景として人々に親しまれるようになりました。
このように、天橋立は昔から和歌に詠まれたり、衝立や屏風に描かれたりした場所ですので、一度は行ってみたい憧れの地というライダーも多いのではないでしょうか。

自然がつくりだす天橋立の美しさ

天橋立は山頂からの絶景が有名ですが、天橋立の松並木を散歩する観光もおすすめです。
七千本近くもある青々とした松並木と、白い砂浜のコントラストは美しく、白砂青松とたとえられています。

天橋立はかつて海でしたが、海面の上に現れはじめたのは今から二千年ほど前のことです。
宮津湾の海流と、阿蘇海の海流がぶつかって、細長い砂州が少しずつ形成されていきました。
そして現在の天橋立になったのです。

天橋立のビュースポット

天橋立には、五大ビュースポットといわれる展望スポットがあります。
一つ目が丹後国分寺跡の「天平観」で、天橋立を端から端まで見渡すことができる大パノラマが魅力です。
京都府立丹後郷土資料館のすぐ側なので、歴史に思いを馳せながら天橋立を観光することができます。

二つ目が傘松公園の「昇龍観」で、天橋立が天にのぼる龍のように見えることから名付けられました。
江戸時代の浮世絵師、歌川広重の「日本三景之内丹後天橋立」は、天橋立を北側から眺めた浮世絵になっています。

三つ目が天橋立ビューランドの「飛龍観」です。
天橋立ビューランドは文珠山の山頂にある展望遊園地で、観覧車やサイクルカーなどがあり、天橋立の絶景を楽しむことができます。

四つ目が天橋立雪舟観展望所の「雪舟観」です。
獅子崎稲荷神社の上にある展望所からの眺めが、雪舟が描いた国宝の水墨画「天橋立図」と構図が似ているので、「雪舟観」と呼ばれています。

五つ目が大内峠一字観公園の「一字観」で、パノラマコテージがあり、天橋立の風景をゆっくり見下ろすことができます。
公園ではキャンプやバーベキューをしながら景色を楽しめます。
天橋立には、東西南北それぞれにビュースポットがありますから、ツーリングの際はぜひお気に入りの展望スポットを見つけてみてください。

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テーマの著者 Anders Norén