ツーリング交流所

地平線へ向かってひたすら走るエサヌカ線

猿払村のエサヌカ線

北海道には絶景スポットが数多くありますが、その中でも特に印象深いのが猿払村(さるふつむら)のエサヌカ線です。
エサヌカ線は海沿いの村道で交通量はかなり少なめなのですが、オホーツク海が全面に開ける景色は感動的としか言いようがありません。
わずか11kmのエサヌカ線ですが、北海道にツーリングに来たら必ず立ち寄ってみたい場所です。

国道238号線からエサヌカ線に向かう道は観光客が大勢押しかけるスポットではないので、アクセスの際には少し迷うかもしれません。
エサヌカ線のある猿払村は人口2,600人あまりの小さな村で、「さるふつ」という名称はアイヌ語の「sar-put(葦原の/河口)」から来ています。
エサヌカ線は正式名称が「猿払村道エサヌカ線」で、大平原の中をひたすら真っ直ぐに続く直線道路です。

道の駅など観光スポットもいっぱい

猿払村には道の駅「さるふつ公園」などもあり、管理等に隣接している売店ではソフトクリームや猿払コーヒーなどが販売されています。
また、猿払ならではのほたてを使用した軽食も人気があります。
猿払は日本一のホタテ漁獲量を誇っており、売店では人気のホタテめしを購入することができます。

道の駅だけではなく、猿払村内でもおいしいホタテ料理が食べられる食事処はいくつかありますので、ぜひ村にも立ち寄ってみてください。
「浜鬼志別」にある「まるごと館」は地場産品体験飲食ブースで、バーベキューなどもあできます。
ホタテ貝剥き体験(2枚1,000円)もできるなど、道の体験が楽しめます。

猿払村には温泉やパークゴルフ場などの設備もあり、のんびりとした休暇を楽しむには最適です。
パークゴルフ場では用具のレンタルも行っていますので、ツーリングで行っても存分にゴルフを楽しめます。
ゴルフを楽しんだあとは、入浴施設「さるふつ憩いの湯」で汗を流すのも楽しいものです。

さるふつ憩いの湯はオホーツク海の雄大な光景を見ながら入浴ができる施設で、日帰りと宿泊の両方が可能です。
日帰り入浴の料金は大人が450円、小学生が150円となっています。

充実したアウトドアライフが楽しめるエサヌカ線周辺

エサヌカ線周辺は充実したアウトドアライフが楽しめるように整備されており、猿払村内を流れる猿払川では「イトウ釣り」もできます。
イトウは猿払村のシンボルでもあり保護されていますので、産卵期の産卵区域での釣りは自粛が進められています。

道の駅さるふつ公園内にはキャンプ場もあり、共同炊事場で炊事もできるようになっています。
ただし焚き火や直火は禁止ですので、自分で火をおこしてバーベキューをすることはできません。
キャンプ場の営業期間は5月〜9月までです。

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テーマの著者 Anders Norén