東京湾フェリーで快適に渡る
東京湾フェリーは、神奈川県の久里浜港と千葉県の金谷港を約40分で結んでいます。渋滞を避けながら東京湾を横断できるため、バイクツーリングと相性のよい移動手段。乗船には特別な手続きは不要で、バイクと一緒にそのまま乗れる気軽さも魅力です。
久里浜港は横浜横須賀道路の佐原ICから約15分、金谷港は館山自動車道の富津金谷ICから約5分とアクセスしやすく、運航は1時間に1本ほどあります。週末や連休などは混雑するため、早めに到着しておくのが無難でしょう。料金は排気量に応じて異なりますが、ライダー1人分込みで1,700円~2,200円程度が目安が目安です。
船のデッキからは海風を浴びながら景色を楽しめます。東京湾の向こうに富士山や大型船が見えることもあり、短時間でも満足感のある時間が過ごせるでしょう。船内には売店や軽食コーナーもあり、小腹を満たしながらのんびり過ごせるのも特徴です。
到着後すぐに走り出す前に、港周辺で少し過ごすのもおすすめです。金谷港周辺には食事処やカフェも点在しており、出発前のひとときを気持ちよく整えられます。
房総の自然と眺望を楽しむ
金谷港に到着したあとは、鋸山に立ち寄るのが定番ルートです。切り立った崖や石切場跡が残る迫力ある地形が特徴で、ロープウェーを使えば山頂までスムーズにアクセスできます。展望台からは東京湾を一望でき、日本寺の大仏も見どころのひとつです。
続いて訪れたいのが富津岬です。まっすぐな道路を海沿いに走ると、解放感のある景色と風を感じながら走れます。展望塔からは東京湾越しに都心の街並みやスカイツリーが見えることもあります。周辺には道の駅や飲食店もあり、休憩がてら立ち寄るのにも向いています。
ほかにも、館山方面へ南下して海沿いの道を流すルートや、内陸部の自然を楽しむ林道ツーリングなど、好みに応じてコースを組み替えることができます。房総エリアは道がよく整備されており、初心者にも優しい土地柄といえるでしょう。
フェリー利用とアクセスのポイント
東京湾フェリーを使ったツーリングは、朝出発して夕方には戻れる行程を組みやすいのが特徴です。久里浜から午前中に出発し、金谷で観光を楽しんでから夕方の便で戻るスケジュールが一例として挙げられます。
久里浜港へは車でも電車でもアクセスしやすく、バイクで向かう際はナビでスムーズに到着できます。金谷港も高速道路のICから近く、下船後すぐに県道を走って目的地へ移動できる環境です。
どちらの港も施設が整っていて、売店や待機スペースが充実しています。フェリーの運航状況は天候によって変わることがあるため、出発前には公式サイトなどで確認しておくのが望ましいです。
また、混雑時には乗船まで時間がかかる場合もあります。スケジュールには少し余裕を持たせておくと、気持ちよく行動しやすくなります。小さな工夫の積み重ねが、ツーリング全体の満足度を高めてくれるでしょう。