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国内随一のツーリングコース「ビーナスライン」

ビーナスラインのツーリングルート

絶景が楽しめるツーリングコースは日本国内にいくつもありますが、その中でも特に「随一のツーリングコース」として名高いのが長野県の「ビーナスライン」です。
ビーナスラインというのは長野県の茅野市から上田市の美ヶ原高原美術館まで至る観光道路のことです。
全長約76キロメートルのビーナスラインはスロードライブにぴったりのツーリングコースで、コースの途中では蓼科高原や白樺湖、車山高原、霧ヶ峰などといった観光名所を楽しむことができます。

「ビーナスライン」という名称は1968年の公募で決定されたもので、蓼科山の山の形が美の女神に例えられることから来ています。
首都圏からビーナスラインにアクセスするためには、中央自動車道を山梨方面に向かい、「諏訪インターチェンジ」で降りるのが便利です。
ビーナスラインの途中には道の駅や遊歩道などがありますので、ゆっくりしたい場合には1泊2日がおすすめです。

高山植物が美しい地帯なので、季節的にはニッコウキスゲが盛りの7月が人気です。
ただし、道路も混雑していますので、時間的に余裕を見て行ったほうがいいでしょう。

ビーナスラインの見どころ

ビーナスライン周辺の見どころの中でも、必ず立ち寄りたいのが白樺湖です。
諏訪インターチェンジから約40分の場所に位置する白樺湖は標高1,400メートル、周囲約4キロメートルで、周囲にはホテルや美術館、遊園地などがあり、観光にはぴったりです。
湖畔には遊歩道が整備されているので、散策する時間を計算に入れて出発するのが一番です。

温泉が好きな人なら、「白樺湖温泉すずらんの湯」もおすすめです。
白樺湖を眺めながら入浴すれば、ぜいたくな気分を味わうことができます。
すずらんの湯の営業時間は水曜日から月曜日が10:00~21:00(最終受付20:30)、火曜日のみ12:00~21:00となっています。
駐車場は無料で、入館料金は大人700円、小学生400円で小学生未満は無料です。

ビーナスラインには白樺湖の他にも「女神湖」という名前の湖があり、「ロボアメンボ」と呼ばれる水上自転車での散策を楽しむことができます。
名前の通り、まるでアメンボのような姿のロボアメンボは一人乗りと二人乗りの2種類があります。

ビーナスラインからの見晴らしを楽しみたいのであれば、「霧ヶ峰富士見台」で休憩してみましょう。
標高1700メートルの霧ヶ峰富士見台からは、天気がよければ富士山をはじめ、八ヶ岳連峰や南アルプスを眺めることができます。
売店や食堂もありますので、お昼ご飯の時間に合わせて行くのもいいでしょう。
富士山を見ながらいただく店主ご自慢の信州そばやうどんの味は格別ですし、もちもちした五平餅も人気です。

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テーマの著者 Anders Norén