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ツーリングにおすすめのヘルメット選びのポイント

用途に合ったヘルメットを選ぶ

ツーリング用のヘルメットは、自分の走り方や目的に合わせて選ぶことが大切です。まず種類として代表的なのが、フルフェイス、システム、ジェットの3タイプです。

フルフェイスは頭部全体を覆う形状で、走行時の風や雨の侵入を防ぎます。高速道路や長距離移動が多い場合には、走行中の疲労を抑える効果も期待できます。システムタイプは顎部分が可動式になっており、信号待ちや休憩時にフロントを開けられるのが便利です。対話や水分補給がしやすいため、街乗りや観光地を巡るツーリングに向いています。

一方、ジェットタイプは顔が開放されているため、視界が広く通気性も良好です。短距離の移動やゆったりとしたツーリングを楽しむスタイルには適しています。ただし、顔面の保護力はほかのタイプに比べて低いため、その点は理解して選ぶ必要があります。

ヘルメットの重さや形状も見落とせません。特に首や肩にかかる負担は長時間のツーリングでは無視できないため、購入前に装着して重さのバランスや視界の確保具合も確認しておくとよいでしょう。

安全性を左右するポイント

ヘルメットを選ぶ際は、安全基準の有無を確認することが重要です。
2025年現在、日本国内で販売されるバイク用ヘルメットにはPSCマークの貼付が義務付けられています。PSCは製品安全の法制度に基づいたマークで、安全性が国により認証されている証です。

あわせて、JIS規格もありますが、こちらはPSCと同等の基準とされています。そのほかに、SGマークやSNELL規格が任意で付けられているものも存在します。SGは製品安全協会による認証で、SNELLはアメリカ発の規格であり、より厳しい試験基準を設けています。

外見や重さばかりに気を取られがちですが、素材にも注目したいところです。FRP(ガラス繊維強化プラスチック)やカーボン製は軽くて衝撃吸収力に優れており、長時間かぶっていても疲れにくい特徴があります。安価なモデルの中にはポリカーボネート製も多く見られますが、安全面ではやや差が出る傾向です。

また、あごひものバックル形式も確認しておきましょう。Dリング式はしっかり固定でき、万が一の転倒時にも脱げにくい構造になっています。面倒に感じるかもしれませんが、安全性を優先するなら選択肢に入れておきたい部分です。

着用時の密着感や、走行中の音の入り具合も安全に関わります。ヘルメット内の静粛性が高ければ、エンジン音や風切り音に妨げられず、周囲の状況により集中できるでしょう。

快適性を左右する装備や機能

ツーリングでは数時間以上ヘルメットを着用することも珍しくありません。そこで重視したいのが装着感や通気性です。内装がしっかりフィットするモデルを選ぶと、走行中のブレや不快感が軽減されます。

また、ベンチレーション(空気の通り道)の有無も重要です。特に夏場は蒸れやすくなるため、空気が効率よく流れる構造になっているか確認しましょう。最近のモデルでは、シールドに曇り止め加工が施されていたり、サンバイザーが内蔵されていたりするタイプも増えています。

内装が取り外せて洗えるモデルは、汗やニオイの対策としても有効です。ツーリングを快適に続けるうえで、こうした機能の有無が大きな差につながる場面もあります。

さらにBluetooth対応のスピーカーを内蔵できる設計かどうかも確認しておくと便利です。ナビの音声案内や音楽を聴きながらの走行は、長時間の移動をより楽しいものにしてくれるはずです。

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テーマの著者 Anders Norén