ツーリング交流所

日本一標高高い国道の志賀高原道路

日本一標高が高い志賀高原道路

ツーリングの醍醐味は、身軽な準備だけで日本全国どこでも爽快な走りを楽しめることにあります。
数あるツーリングコースの中でも特に人気の高い志賀高原道路は「滋賀草津道路」とも呼ばれており、群馬県草津町と長野県山ノ内町を結ぶ山岳ルートとして有名です。
志賀草津道路の名所のひとつである「日本国道最高地点」は標高2,172mですから、富士山の5合目よりも標高が高いことになります。

日本国道最高地点からはリフトに乗ることもできますので、時間的に十分な余裕を持って到着するのがおすすめです。
渋峠駐車場にはバイクを停めることができるので、ここから渋峠ロマンスリフト(往復700円)に乗ることができます。
リフトの目的地「横手山頂」には、日本一高いところにあるパン屋さんで名高い「横手山頂ヒュッテ」があります。
横手山頂ヒュッテの焼き立てパンは売り切れになることも多いので、できれば早めに到着することをおすすめします。

横手山頂の楽しみ方

横手山頂にアクするには、スカイリフトの他に「スカイレーター(歩く歩道)」もおすすめです。
スカイレーター乗り場は、長野県山ノ内町と群馬県草津方面をつなぐ志賀草津道路(正式には国道292号線)沿いにあります。
標高差35m、全長約200mのスカイレーターは、志賀高原に行ったらぜひ乗ってみることをおすすめします。

スカイレーターに約5分も乗ると、スカイリフト乗り場に到着することができます。
この辺りは標高差が激しいので、夏でも薄手のジャケットなどを準備していく必要があります。
ふもとが30℃を越す日でも、山頂付近では12〜13℃前後ということはざらです。

横手山頂で素晴らしい景色を楽しんだ後は、横手山頂ヒュッテ「雲の上のレストラン」で焼き立てのパンを楽しみましょう。
志賀高原の清らかな湧き水と厳選された国産の小麦粉を使用した横手山頂ヒュッテのパンには、防腐剤は一切使用されていません。
お昼前にはほとんどのパンが完売してしまうので、できるだけ早い時間に到着するのがポイントです。
横手山頂ヒュッテでパンが作り始められたのは50年前ということですから、長い歴史と経験に裏付けられた本格派のパンを味わうことができます。

レストランと宿泊施設も併設されていますので、スケジュールに合わせて上手に活用すれば楽しいひと時を過ごすことができます。
ロシア料理の定番メニュー「ボルシチスープ」と具だくさんのクリームシチューをパンで包んだ「きのこスープ」は特におすすめメニューです。
また、濃厚なカレーが包まれているカレーパンはお土産にも最適です。
一泊二日の予定でツーリングに出かけるのであれば、「平床大噴泉・ほたる温泉」や「蓮池ホテル」がおすすめです。

次へ 投稿

前へ 投稿

© 2024 ツーリング交流所

テーマの著者 Anders Norén